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Web 2.0(ウェブ にいてんれい、ウェブ にいてんゼロ、ウェブ・ツー・ポイント・オー)とは、2000年代中頃以降における、ウェブの新しい利用法を指す流行語である。2005年に発祥し、その後2年間ほど流行した。 ティム・オライリーによって提唱された概念であり、狭義には、旧来は情報の送り手と受け手が固定され送り手から受け手への一方的な流れであった状態が、送り手と受け手が流動化し、誰もがウェブサイトを通して、自由に情報を発信できるように変化したウェブの利用状態のこと。 == 定義 == ティム・オライリーの初期の定義は『旧来は情報の送り手と受け手が固定され送り手から受け手への一方的な流れであった状態が、送り手と受け手が流動化し誰でもがウェブを通して情報を発信できるように変化したウェブを「Web 2.0 」とする』としていた。 しかし、最近の発言では定義はあまり明確ではなく、彼も範囲を限定しないために、あえてそうしたとブログ〔What is Web 2.0? (O'REILLY RADAR、2005年(平成17年)9月30日のブログ投稿)。〕で説明している。また、彼は翌日、同ブログでWeb 2.0とは「すべての関連するデバイスに広がる、プラットフォームとしてのネットワーク」であり、Web 2.0アプリケーションを「ネットワークが本質的に持つ長所を最大限に活用するもの」であるとしている〔Web 2.0: Compact Definition? (O'REILLY RADAR、2005年(平成17年)10月1日のブログ投稿)で原文 が確認できる。〕。 また、日本のITコンサルタントである梅田望夫は、著書『ウェブ進化論』で、Web 2.0の本質を「ネット上の不特定多数の人々(や企業)を、受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて、積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」としている〔梅田望夫『ウェブ進化論』(2006年(平成18年)2月、ちくま新書、ISBN 4-480-06285-8)、120ページより引用。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Web 2.0」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Web 2.0 」があります。 スポンサード リンク
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